十勝の雪もすっかり消えて、緑に萌える牧草地越しに金田ベリー園が見える。日高山脈はまだまだ白銀に輝いている。 |
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休憩室でなにやらケータイのゲームに興じていた少年は、金田さん一番孫の太一くん中学校一年生。GW初日に、お父さんと一緒におじいちゃんの農園を手伝いに来ているのだ。 |
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昨年の秋に植え替えたハスカップ跡近くには、たくさんの脇芽が生えている。 |
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除草剤をやれば枯れてしまう脇芽を植え替えてやれば、立派に一本の木として育つのだ。
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グスベリーもこの通り、枝が地面についたところから根が生えている。押さえ木と言ってこれも立派な苗木になる。
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今日、太一に手伝ってもらっているのは、大きくなった株をいくつもに割って植え替える株分けだ。 |
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さすがに男ボンズ、力仕事も一人前でなかなか頼りになるなー。
おや、すっかりおじいちゃんより背が高くなったようだ。
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どこから分けるか分かるか?
このあたりかなー?
ここ、ここ、ここにノコを入れてみれ。
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おじいちゃんは、地上の木を見ただけで、根のつきかたが全部分かるみたい。さすがだなー。
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金田ベリー園近くの西1線道路は、昔材木運搬用の鉄道が走っていた。おじいいちゃんが太一くらいの年には、とってもやんちゃで、この鉄道に飛び乗ったり、飛び降りたりしていたそうだ。
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